頬を撫でる風、
焼けつく日差し、
せせらぎや蝉の声。
今年もあたりまえのように
短い夏が始まっていく。

まだ遠くまでいかないで。 せめてあともう少しだけ、
あの子を待っていたいから。

夏にさよならを告げるのが毎年嫌でしょうがない。
短い割に四季の中でもっとも輝いてるんだ。
半袖でアイス食べながら談笑、川に足突っ込んでヒグラシの声をきき、
日が暮れるまで遊びまわる。夏が一番アクティブだよね。
長い冬も朧な春も、静かな秋も好きだけど。

いかないで。置いていかないで。
この楽しい季節が、ずっと続いていけばいいのに。
そんな気持を込めて夏色の景色をお届け。
ＣＧフルカラーで全身描くとか初の試みです。
ノエルはやっぱり描きやすい。