メルチスの街で生まれ育つ。
両親は北国で農業をやっているため、広い家に一人暮らし。何でも屋で不定期な収入を得て生計を立てている。
極度な面倒臭がりだが、仕事はどんなに面倒でもきちんとこなす。ただし、面倒そうな仕事は最初に渋る。
高度な魔法が使える魔道士で、街で一番強いと言われている。そのため、何でも屋の依頼には魔法を使わないとこなせないような仕事が多数くる。
意外にも責任感が強い。面倒くさいといいつつも、困っている人がいるとつい手を貸してしまう。何やかんやと文句をいいつつ結局女の子にも優しい。
運動能力は割と高く、やろうと思えばスポーツは出来る方。しかし面倒くさがって本気を出さないので、常に並み程度に見られている。
自分が関わることや、自分が魔法を使うことによって誰かが笑顔になる事で仕事に深いやりがいを感じる。
外見の特徴は、黒縁の眼鏡。緑色の瞳。首筋に沿うように伸ばされた赤毛。
仕事着として丈の長い外套を着るときと、店名の刺繍入りジャケットを着る時がある。暗い色調を好む傾向があるので、手持ちの私服は黒やこげ茶など（赤寄りの色合い）が多い。

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家庭の事情が多すぎる男。
イリナギ王国の山間の村で生まれ育ち、幼い頃に父母を殺される。父は剣術の道場の師範で、幼い頃からユキノに剣術を教えていた。母親が異邦人だったため、ユキノは周りの純イリナギ人から忌避されていた。
里親にもらわれてからは貧しいながらも幸せな生活を送っていたが、それでもユキノを気味悪がる人が少なくなかった。妖怪扱いされ、家族以外からは冷遇されていた経験もある。
性格は明るく前向きで頑固、負けず嫌い。粘り強い。孤独にも強い。正義感が強い。規律ある生活を心がけ、常に自分のすべきことを解っている。
半面、よくはしゃぐ子供らしい一面も持っている。さりげない気遣いが出来る優しさがる。風情や雰囲気に敏感。
逆境にあってもめげずにやりとげる力を持っている。
炊事や洗濯、掃除など、家事の全てを完璧にこなせる。料理の腕も良い。剣術の天才で、実力もある。刀を手にすると人が変わったように無心に敵をなぎ払う。
エンカンタリアには、魔物に対抗できる力をつけるために魔法を学びに来た。
ヴィヴィアンに弟子入りして魔法を学び、立派に魔剣士となってから帰国するのが目標。
外見の特徴は、後ろで結った漆黒の髪、そこに差された三本のかんざし、大きな青い眼。
服装はいつでも着物で、たくしあげたり股引をはいたりと、ファッションのバリエーションが豊富。

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アイアランド家の長女。首都で生まれ、五歳のころにメルチスの街にやってきた。ヴィヴィアンとはその頃から親しく、よく互いの家を行き来して遊んでいた。
普段は魔法が使えないが、ヴィヴィアンの描いた魔法陣でなら魔法を発動する事ができる。
思ったことをはっきり言い過ぎるので、口うるさいと感じられることも多い。常にマシンガン・トーク。黙っていれば相当な美人だが、とても活発。
ヴィヴィアンにとっては頭痛の種になることが多い。学校でも毎日一緒だったが、卒業してからも毎日のようにヴィヴィアンに会いにきては、掃除や洗濯の世話を焼く。
優しく面倒見がよく、強気で頼れる姉御肌な半面、格好いい男の子に目がないなど、少々落ち着きの無いところもある。
ただ、格好いい男の子をウォッチングすることはあっても、彼氏にしているところはヴィヴィアンはまだ見た事がない。
服や小物を作るのが得意なので、将来は自分で作った服や小物を売って生計をたてたいと思っている。
外見の特徴は、長い綺麗な金髪に、ぱっちりとした澄んだ緑の瞳。パーフェクトなボディライン。割と派手な色や形状の服も難なく着こなしてしまう

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首都で生まれたが、その記憶は殆どもっていない。物心ついたころからずっとナタリアと一緒。姉妹仲はすばらしく良い。
基本的に男性が苦手なのだが、ヴィヴィアンは例外。ローザにとってヴィヴィアンは面倒見の良いおにいちゃん。
魔法は使えないが、魔力を感じることはできる。薬草の種類を判別する目はとても正確。
姉とは対照的に、思ったことをはっきり言えない、控えめでたおやかな印象。悪く言えば地味。自己主張をしないため、常に面倒ごとを押し付けられる傾向にある。人見知りが激しく、社交性は足りない。
優しく穏やかで、殆ど怒らない。内向的で責任感が強い。ネガティブになりがち。動植物が好きで、世話は毎日欠かさない。
外見の特徴は、ショートカットの柔らかい金髪、澄んだ緑の瞳。小柄で細い、華奢な体つき。胸を気にしているのか、あまり胸元の開いた服を着ることはない。常にスカート。

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職人の血筋を引いている。先祖代々手先が器用で、ロジェに関しても例外ではない。
王宮専属の職人になった父親と、街で家具職人をしている母親、海外へ旅立ったガラス職人の兄、蝋細工の修行中の姉を持つ。現在は実家で母と暮らしている。末っ子で、やりたいことは大体好きなようにやらせてもらって育った。そして日々色々な発明をするという、一家の中でも変わった人生を選んだ。
小柄で童顔だが、その頭脳は計り知れない発展性と応用力に満ちている。
魔法が使えず、魔法を使う人々を若干ライバル視している。魔法を使わずに生活をよりよくするのが目標で、常に色々な発明をしている発明家のはしくれ。機械が大好きで、木工から鉄工に至るまで様々な素材で機械を作る。そのため物理学・数学的な計算は得意。建物や機械の構造に関しても詳しい。常に発展していたいという気持ちから、家を出ずにずっと研究にあけくれていることが多い。
負けず嫌いで闘争心が強い。向上心が強い。一度始めたことはあきらめないで、不可能であると思われることにでも、何度も粘り強く挑む。好奇心が強く、気になったら何でも質問攻めにするので周りの人から変わり者扱いされる。人の目を気にしないため、道の真ん中で堂々と地面に耳をつけて音を聞くなど、少々常識ハズレなことをやらかす変わった男。
あまりに面白い発見があると我を忘れて飛びつくため、余計に周囲の不興を買う。騒音さえなければロジェの工房は街の名所のひとつになるかもしれない。
外見の特徴は、低い身長。薬品で変色した灰色の髪（癖がひどい）と灰褐色の瞳。着衣は常に軽装。上から膝丈の黒衣を羽織り、ヒップバッグに工具を入れている。

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通称放浪癖。学校を卒業して以来、定住した経験はない。姉は女性初の王宮騎士団部隊長。
魔道士としてはヴィヴィアンの次ぐらいに強い。植物を扱う魔法が得意分野。呪文の詠唱をせずに植物を操り、果実を実らせたりすることもできる。
ただ、凄い一面もあるがとても軽い。責任感もあまりない。「なるようになる」がモットー。
旅が好きで、ひとところに縛られたくないという考えから、世界中を飛び回っている。酒屋で賭けをしてその日の宿代を稼いだりするなど、かなりアバウトな生活を繰り返している。旅先で出会った女の子の家に泊めてもらったりすることまである。
かなりのプレイボーイ。見るたび彼女が変わっている。
旅先で日雇いの仕事をし、生活している。パーティーや遊びが大好き。仕事をしながらも次にどんな場所で遊ぶか考えている。手癖が悪い。色々なことに対して真剣みが足りない。ただ、実力はあるので頼れる人。
場を盛り上げることは得意。社交性もある。イタズラ好きで、放任主義。女の子の扱いは得意だが、唯一ローザに関してはお手上げ。
ハイセンスな衣服を着て、常に女の子を労わるフェミニスト。
外見の特徴は、亜麻色のさらさらした髪。長さは長いところで首の付け根程度。全体を右側へ向けて流すのが好き。
切れ長の瞳の色は空色。顔立ちは申し分ない美形。体つきも割としっかりした、典型的な色男。
ヴィヴィアンのものににた、七分袖の長めの外套を愛用。服の色はセピアやアイボリー系統で髪の雰囲気と合わせている。

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ユキノの隣国・リェンホアからやってきたというヴィヴィアンの客。
町外れのボロ屋に住んでおり、ときたまヴィヴィアンに依頼にくる。
人相があまりよくないが、話してみると良い人。
甥のシェイをアイアランドの塾に預けにくる。
外見の特徴は血色に乏しい細面、黒に近い灰色の髪。全体的に細いという形容詞が似合う身体に、リェンホア風の衣服を好んで纏う。

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ジーイェがつれてきた甥っ子。
あからさまに人見知りが激しいが、慣れてくると少年らしい笑顔を見せる。
大人しくて自己主張の少ない子供で、親のいいなりになっているのではないかとヴィヴィアンは思う。
外見の特徴は波打ったやや青みがかった灰色の髪、琥珀色の瞳、笑ったときに覗く八重歯。涼しい木綿の服をよく着る。

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ヴィヴィアンのかつてのクラスメイト。
ダンスパーティーでユキノの相手役を買ってでてくれることになった頼もしい知り合い。
魔法の腕もそこそこ強く、ひとりで何でもできるような自立したタイプの女性。学生時代は委員長だった。
現在は婚約者の男性と一緒に生活中。サバサバした性格だが、彼についての話になると照れたりしてとても女の子らしい一面も見せる。
クールビューティー。
外見の特徴は波打った長い黒髪、凛とした青い瞳、常に黒を基調としたフリルの多いワンピース。温かい時期はボレロに温度調整の魔法をかけているが、冬はコートに温度調整の魔法をかけて着まわしている。

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